ドリームツリー

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気の向くままに、ふにゅ~、ぺた~、ぐしゅ~、、、ってやってみた。粘土だから、ふにゅ、ふにゅ、ぴろ~ん、、、ぺたっ。

形に向かうことではなく、、、形をめざすことでもなく、、、、

脳みそゆるめて、ふにゅるるる~。そうやってできあがったものに名前をつけてみた。「ドリームツリー」。

名前がつくと、ふにゅ~が少しきゅっとなって、、、そこにちゃんと立った。
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# by makanaluon | 2011-05-21 17:10 | 日々のつれづれ | Comments(6)

緑の中で耳をすませて

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前回の続き)思いもかけず、ミュンヘンでスザンネ・ハインツ先生のレッスンが受けられることになりました。コンタクトをとってくれた友人のダニエラが「スザンネは不思議な人よ。彼女と電話で話すだけでまるで魔法のように疲れがすっかりとれてしまうの。」と言ってたように、私も事前にお電話した時に向こうから届いてきた先生の柔らかい声の波動がまるでライアーのようだと感じました。

先生の家は緑のこんもりした敷地の中にあって静かな佇まいです。体ほぐしの動きをした後、目をつぶってライアーを触りながら形を感じていくということから始まりました。そして、先生が「一音がとても大切。」と言って指先からたったひとつの音を放った時、なぜかどっと涙があふれてしまいました。「自分の奥深くにあって、知っていたけど忘れてしまいそうだった何か」を呼び覚まされたようなそんな感じがしました。今まで、ハープで華麗に弾くのはとても醍醐味があったし、ピアノで和音やアルペッジョをきらびやかに弾いてみるのも心地よかったし、ハモンドでビートを利かせて乗っていくことも楽しかったけれど、それらとは違った静けさの世界がそこにありました。

即興は先生と掛け合いのように音を繋げていきました。「いつ終わるか合図をきめましょうね、、何がいいかしら、、そうChihiro(千と千尋の神隠し)の曲の最初の部分を私が奏でたらおしまいにしましょう。」と、こんな風に緩やかにレッスンの時間は流れてゆきました。緑を渡る風に耳をすませながらのティータイム。「まぁ、きれい!」と先生がつまんだ葉は、赤ちゃんの小指の先ほどの大きさ。「ほら、彼を見て!」と言うその先には小さな小さなカエル。まるでスモールワールドに入り込んでしまったように、そこだけ違った時が刻まれていました。

かけがえのない日々を過ごさせて頂いた後、「ライアーと共に旅をする日々」が始まりました。ケタ外れの方向音痴の私は「地球の迷い方」という本が書けそうなくらい数々の武勇伝を繰り返して来ましたが、それからは「迷う時」もライアーと一緒。うーん、できれば、迷う時は身軽な方がいいなぁ。

かなり早すぎとは思えましたが、皆さんの前で演奏する機会も与えて頂いたり、ミュンヘン郊外を迷いつつの右往左往もひと通り終えて(笑)いよいよフランクフルトへ戻る前日、お世話になったダニエラに感謝とそして一杯の涙での別れをした後、彼女の車を見送ってぽつんとしていたら、あれっ、彼女の車が戻ってきたぞ。ドアをあけてダニエラが呆れたように差し出してくれたのは「これからどこにも一緒に旅するはずのモノ」。

かくして、めでたく、Makana&ライアーの旅の始まり始まり~。
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# by makanaluon | 2011-05-19 20:23 | 海外&ライアー | Comments(5)

ライアーとの出会いの日

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このふしぎな形のライアーはディスカントライアーと言います。ティアドロップコンサートライアーより小さくて重さも半分くらいですが、49弦もあるので弦はとても細く、弦と弦の間隔も狭いです。

それまで、グランドハープ、ピアノ、ハモンドオルガンと大きな物ばかり弾いていたので、「一緒に旅ができる楽器」が憧れでした。そこでハープに似ていると思えた(これは大きな誤解だと後で知ることになる)ライアーをドイツへ注文して買いに行くことを決めました。

その年、とりわけ暑かったヨーロッパの夏、フランクフルトから友人の車で一気にボーデン湖のほとり、コンスタンツへ。アウトバーンをきゃーっ、最高時速160キロ!

ゲルトナー工房に並べてあるライアーを眺めると、ひっそりと渋いライアーに目が止まりました。私が注文していたのはゴールデンのディスカントライアーだったし、私が惹かれてしまった渋いのは、長いこと誰にも買われることがなかった物なので、ゲルトナーさんはあわてて、いや全然あわてないで、職人気質よろしくゆっくりゆ~~っくり丁寧に調弦してくれました。手にすると、まるで弦が指に吸い付いてくるような感触と、繊細で伸びのある音に魅了されてそれを買うことにしました。ゴールデン嬢、心変わりをゆるしてね、あなたも美しく光っていたのに。

「ライアーの生まれる場所」を見てみたいとお願いして作業所を案内して頂きました。やがて息を吹き込まれるのを待つライアーたちが「その時」を待っていました。

ゲルトナーさんの娘クリスティーネさんが最初のレッスンをしてくれました。「即興をやります。」「(わ、わたし、ほんの30分前に買ったばかり、、)」と思いながらも、芽が出て花が咲いていく様子、ヨットが海で、、などのテーマに沿って、、、イメージを広げながら音を探ってみると、思ったよりも楽しく音が自然に流れていきました。

次のレッスン、ヘルビクさんの家へ向かうと、奥様のマリアさんと心地よいリビングでクッキーとお茶で温かく迎えてくれました。クラシックがご専門なのでベートーヴェン、モーツァルト、バッハの楽譜を目の前にして、「(わ、わたし、ほんの数時間前に買ったばかり、、)」と思いつつもリズムに乗ってナントカカントカドーニカコーニカ、、、。

さて、いよいよミュンヘンへ。(続く)
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# by makanaluon | 2011-05-19 17:15 | 海外&ライアー | Comments(4)

音の雫を祈りにのせて

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淡いパステルトーンの優しい絵は福岡のkyon作です。光を含んだ「音の雫」たちのようですね。ドイツからやってきた天使がその前で気持ちよさそうにくつろいでいます。CD「銀河の岸」の冒頭にこんな風に書きました。

           一粒の雫が光を受け止めると
        様々な季節の世界を映しだしながら
          新しい雫が次々と生まれてゆく    
         音の雫たちは色合いを変えながら
          いのちのきらめきをうたい
            風の中に舞う

ニュージーランドにいた3月11日、あまりの衝撃に胸が打ち震え言葉を失いました。天に還ってしまた魂たち、かけがえのないものを失って深いかなしみの中にある方々に思いを寄せながら、ただただ祈りの歌をライアーで奏で続けることしかできませんでした。

季節は巡り、次への日々がゆっくりと動いていく中で、「音の雫」を祈りにのせて光と共に静かに紡いでいきます。いのちの音が緩やかに回復していきますように、、、。
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# by makanaluon | 2011-05-16 21:10 | 日々のつれづれ | Comments(10)

銀河の岸

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2010年12月28日発売。まかな瑠音全作曲。オリジナル曲、世界の詩人たちとのコラボ曲、全15曲収録。

収録曲「折鶴」は2010年8月6・9日の広島・長崎原爆忌のために作曲、演奏。作詞(俳句)竹浪明(映像作家・文筆家。著書「花の揺り籠」「恐竜Xヴィーナス=17文字」 HP)。

竹浪明さんには特にお力添えを頂きましたが、上記著書などからの俳句多数を寄せてくださった他、写真も提供してくださいました。ユネスコでご活動の野々村日出子さんの短歌、いつも世界平和のためにお働きをなさっているフランスの詩人でテノール歌手のギー・クレキィさんの詩、ニュージーランドの北島、海、空の美しいマオリの村に住む詩人のケリー・ジャラムさんの詩なども収録しました。題字は書家の宮本博志先生が書いてくださいました。オリジナル曲にはそれぞれ大切な思い出がありますが、こうして、よきご縁の繋がりとたくさんの「思い」が集まって出来上がったCDです。既に、日本各地、世界16ヶ国に羽ばたいています。セラピールーム、施設、病院などでも流してくださっているようです。ライアーの「音の雫」が光を帯びて心地よく届いていきますように。

価格2000円(税別)お申込みはこちらのアドレスへ makanaluon@hotmail.co.jp
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# by makanaluon | 2011-05-16 16:15 | CD | Comments(2)

響き合うライアーの調べ

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昨日は たくさんのライアーが響き合う日でした。ライアーは「聴く」ということの大切さを思い出させてくれる楽器です。それぞれ用意した曲を分かち合った後、最後に全員で一つの曲を奏でるひとときの中で、様々なライアーの形と音色から放たれる音の粒子が空間に散らばり、混ざり合っていきます。自分が個であることを認識しつつも、同時に自分の輪郭が薄れてゆき、全体の中の一部であることを静かに感じていきながら、ふと、オランダの友人が送ってくれたカードの言葉を思い出しました。
   
    Silence is the sound of your soul

「内側の静けさ」に耳をすませた時に「外側の世界から差し出されてくるもの、呼びかけ」に気づくことができ、応えていけるのかもしれません。
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# by makanaluon | 2011-05-15 14:48 | ライアー | Comments(0)

ティアドロップコンサートライアー

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ドイツ生まれのライアーですが、これはオーストラリアからやってきました。メルボルン近郊に住むマリー・ライト氏が様々なサイズのティアドロップ型のシリーズを製作しています。これは一般的なライアーより大きくて重いので演奏の時はストラップが必要です。共鳴板が前面に張られているために音も大きく響きます。ライト氏が送ってくれた写真を見て、あまりの美しさにうっとり見惚れて音も聴かずに思わず注文してしまいました。まだその時点では日本には入ってきていなかったので聴くこともできなかったのですが、きっと美しい音に違いないというインスピレーションに間違いはありませんでした。そんなわけで日本では私の所に真っ先にやってきてくれたライアーです。弦は53弦あって、低音の一オクターブがあることが私にとっては嬉しいです。昨年ライト氏が私の家に滞在してくれていた間にライアーの友人たちとのすてきなひとときを過ごせたのはよい思い出です。誰しもが彼の温かい人柄にすっかり魅せられてしまいました。何より嬉しかったのは彼の奏でるライアーの音が我が家のリビングにいつも心地よく広がっていたことです。彼は誠実な職人さんですが、すてきなライアー奏者、作曲家でもあります。このライアーに出会えて本当に幸せです。
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# by makanaluon | 2011-05-13 13:26 | ライアー | Comments(2)

ライアー奏者のつれづれ
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