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東リポート(東海市)

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庭の片隅に咲いた薔薇に「待っててね~。」と挨拶をして東海市へと向かいます。

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裏庭の桐の花にも「行って来まーす!」。東へのドライブ中も、あちこちに満開の桐の花の薄紫色が緑の間にとても美しかった。

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昨年常滑でのひだまりコンサートの時にとても感動してくれたkazukoさんが、様々なイベントを企画されているおしゃれな「ルーセントハウス」で開催してくださいました。

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まきストーブのあるすてきなスペースがライアーに雰囲気を添えてくれます。

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ナルが吹いているのはアイリッシュロゥホイッスルでの「アメージンググレース」です。

この曲は私のコンサートでは「5歳の子がリクエストした」ということで有名(?)です。もう7年程も前のことでしたが「aohaの好きな曲を弾いて、、」と言われたのがこの曲だったことに驚きましたが、aohaちゃんはもう中学生になりました。

世界中でこの名曲を素晴らしく演奏しているミュージシャンが多くいる中で、私が歌わせて頂くのはおこがましいと気が引けてコンサートではあえて演奏したことなかったのですが、何かの折にふとこの話をしたとを覚えてくれていたmisakoさんが、昨年常滑でのクリスマスコンサートの時に「5歳の子がリクエストした曲を、、」と思いもかけずリクエストしてくれたのでした。

何の準備もないままにちょっぴり冷や汗もののソロ演奏だったので「次にはナルとのコラボのアレンジも含めてもっとちゃんと聴いてもらえるようにするわね。」とお約束したことが今回東海市で果たせました。

心に響く曲は大人も子供も同じなのだということを改めて思い、aohaちゃんからのリクエスト以来、子供用、大人用とあまり区別せずに様々に曲選びをするようになりました。

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こんな天井桟敷のスペースにわくわく上って聴いてくれた子供たちもいます。

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「おれさまはネコだぞ!」という絵本の読み聞かせに、ライアーは即興で音を入れて行きます。

そして演奏したのは、、、ピアノの名曲、ふふふ、世界初「猫ふんじゃった」。えっ?ライアーでって思うでしょ。

ふとしたことをきっかけにトライしてみたのですが、、、ピアノとライアーは全く違うのでそれはもう、、手が、、特に左手は引きつりますが、、、遂にやりましたーっ!

ナルがガズーというちょっと変わった笛などで音を入れるのでなかなか楽しい「猫ふんじゃった」です。これはサプライズの演奏として本当はヒミツにしておきたかったけど、書いてしまったので、読んだ方はいつか何かのコンサートでナマで聴ける機会を楽しみにしてください。

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フレンチブルドッグのマリアちゃん。薄目を開けてじっとしているけど、、、ディジュリドゥの音がしたら「ん?ん?ナニナニ??」という表情で首をかしげながら少しづつ近寄って行った時の表情が、ああ、たまらなくおかしかった。ワンワンと吠えてディジュとコラボ。

自分よりはるかに大きいラブラドールのルー君に飛びかかっていく気の強さもある。でもナルが「どつき漫才みたい」と言うように何とな~くオモロイ性格。ルー君は、穏やかでとってもいい子。大型犬っていいなぁ、、、あっ、まずい、聞こえちゃった、、マリアちゃんが嫉妬してる、、、はいはい、あなたもとってもいい子でかわいいし、この犬種の中では美人だって飼い主kazukoさんが言ってるわよ。

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お料理教室の先生でもあるkazukoさんのプロフェッショナルなお料理の数々をたっぷり堪能させて頂いて、常滑のmisakoさん宅のいつもながらのスペシャルな手料理に、あっちとこっちで「おいしい時間」も満喫しました。

ホメオパシーの先生を始めクラスの方たちもたくさん参加してくださったのでお話をしましたが、「シンプル化して行く道を辿っての『ひとしずく』から始まる」ことにライアーとの共通点を感じました。

そして、英語教室の生徒さんたちを「コンサートが英語の時間」として丸ごと連れて来てくださったmasumiさんのスペースでのコンサートへと繋がって行くことになりました。今回「Row row row your boat」を一緒に歌って楽しかったけど今度はもっと色々歌いましょう♪

東への旅はまだまだ続きます。
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by makanaluon | 2013-05-29 08:13 | ライアーとの旅(日本) | Comments(0)

青いおくりもの

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ニュージーランドの青い海です。いつも2月に行きますが、赤道の反対側のお国はもちろん夏。気温は高いけど水は結構冷たい。

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海の色を思わせるこのマットはマオリ族のリサからのおくりもの。幅はセミダブルと同じですが、長さはもっと長いです。この「青いおくりもの」を持ち帰るには涙が出る程の超過料金がかかってしまったけど、何とか無事に持ち帰りました。

マオリの人たちは彫刻はもちろんですが、こうしたものを作ります。ごく普通の人でも植物を採って編みますが、マスターは少なくなっているし、この作品はとても価値があるとマオリの人たちでさえ感心していました。

小さい籠のようなものはニュージーランドの手頃なお土産品としてたくさん売っているけど、マスターの作品は小さなお財布でも大変高価です。

これは「ヒーリングマット」で、ハワイではロミロミと呼ばれ、マオリではミリミリと呼ぶ独特のマッサージの時に使います。魂の深い部分にまでアプローチするこのヒーリングはいわゆる筋肉のマッサージとはちょっと違っています。

誰もいない岩場のある海辺の波打ちぎわにマッサージベッドを置いてミリミリを受けたことがあるのですが、言葉では言い表せない程の体験でした。

一人のヒーラーから受けているうちに、ふといつの間にか他の二人がやって来ていて、三人で施してくれたのでした。

後で「どうして来たの?」と聞くと「二人が歩いて行くのを見て何となく付いて来ただけよ。」と言って、そして小さな小さな貝殻をそっと手渡してくれました。マオリの人たちは羽や貝殻や葉っぱなど自然のものをふとくれます。

最初の頃「何のために?」「どうやって使うの?」などと聞いてしまったりもあったのですが、「ほら、またそういう質問はしないのよ。」と言われたものでした。もちろん用途がはっきりしている時もあるけれど、殆どはその時のギフトとしてただ受け取ればそれでいいようです。ヨーロッパの友人たちと「この石はなぜ渡されたの?」「ん?わっかんない、、、」とひそひそしたりなどもありましたっけ。

この時後から来た二人の関係を聞くと「兄妹よ。でも今Makanaと知り合ったからMakanaとも姉妹だけど」と。ジプシーのように旅をしている彼らの家族をその日の食事に招いたのですが、私たちのリーダーのマオリのシャーマンに、彼らを迎え入れる曲を奏でて欲しいと言われて「浜辺の歌」をライアーで弾き語りすると、涙を流してくれました。

彼らも食事の支度を手伝ってくれて、主食のご飯ものをマオリのシンボルであるカヌーの形にとてもすてきにセッティングしてくれました。

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これは私にくれたバッグです。両方共本当に素晴らしい色合いですね。

それにしてもこんなに大きなマットを「おみやげに、、」と簡単に渡してくれてしまうことに色々な意味で驚きです。普通飛行機で持ち帰るならと軽くかさばらないものをと考えますが、そんなことは考えないマオリの人たちのまっすぐな気持ちをいつも受け止めます。このマットは桁外れですが、毎回「とてもかさばるおくりもの」が増え続けています。

ふとナルが「滝沢村のエピソードみたいだよね」と呟きました。そう、その昔、私は大学時代に岩手山の麓の僻地校へ教育実習に行ったことがあったのです。それは都会ではできない様々な体験の日々でしたが、東京へと帰る日の「おみやげ」はマオリのおみやげの感覚に似ていました。

都会の学校の子供たちなら、おそらくまとめて何か体裁のよいものを考えたと思うのですが、村の子供たち一人一人が、、、しかも野菜まで持って来て、それぞれがかついで、バス停まで一時間程の道をぞろぞろ歩いて送ってくれたのです。そこで皆とお別れしてからの大変さは言うまでもありませんが、列車が東京へ着く時にお迎えを頼んで何とか運び切りました。もちろん新幹線はなくて、ガタガタと寝台車で7時間もかかった時代の話です。

今は村への道も通って便利になって、様変わりしているのでしょうね。「チャグチャグ馬っ子」のお祭りはどうかなぁ。当時は白いお髭の村長さんがかっこいい大きな馬にまたがっていました。

「思い」と「行動」をそのまま純粋に正直にまっすぐに向けて来る人たちのあり方がマオリの人たちと過ごしていると、時折ふと重なります。

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この海はニュージーランド、、、ではなくて我が家の前の海です。

ティアドロップコンサートライアーの製作者マリー・ライトにこの写真を送ったら「Ooooooooooooohh!」とメールして来ました。彼はメルボルン郊外に住んでいて、雄大な景色の写真をいつも添えてくれるのですが、家の裏でカンガルーがピョーンと跳んでいるのもあったりでこちらも「Oooooh!」となってますが、彼にとってはすぐ近くにこんな海があるということがとてもうらやましいようです。この写真は一月なんですが空も冬とは思えませんよね。

東での旅を終えて、海に沈む美しい夕陽を眺めながら戻って来た所です。向こうにいる間に愛媛から色々電話がありましたぁ。

「玄関に野菜を、、、」ああーー、、「展示会に一緒に、、、」ううーー、、「おいしい山菜料理ができたから、、」おおーー、、どれもざ~んねん。

畑もフェンスにも豆が鈴なり~~♪ 出発寸前にギャラリー伊万里から頂いたユキノシタも満開!薔薇も大きく開いて庭の様相はすっかり夏へと向かっています。早速、翌日に春風コンサートをさせて頂いた翠松苑のmitsukoさんに草刈機を借りに行くと、山ほどのきんかんと、ふきと、しそのおみやげ~!

東あれこれリポートはぼちぼちアップしまーす♪
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by makanaluon | 2013-05-25 20:45 | 日々のつれづれ | Comments(2)

手作り楽器

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ナルが竹で作ったものです。ディジュリドゥよりは短くて、まっすぐな音なのですが、なかなか心地よく響きます。法螺貝の代わりに、儀式の時や祈りの曲を演奏の時などにぴったりです。石鎚神社での奉納演奏の際にも使いました。

和紙を貼って柿渋を塗って藍染めの布に模様を描きました。軽いのでニュージーランドへも持って行って、これをぼーーっと鳴らして始めた「ひふみ祝詞」(YouTube)はマオリやヨーロッパの人たちにもとても感動してもらえました。

マオリのヘイドゥンは曲が胸に染み入ったことを伝えてくれながら、マオリ語でも作曲したらどうかとある言葉を紙に書いてくれました。今まで、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語で作曲しましたが、マオリ語はまだでした。

作曲をしてみると、言語によってメロディとリズムが生み出されていくことがよくわかります。ドイツ生まれのライアーなのでドイツ語はよく似合います。スペイン語は、やはりライアーだけではどうしても事足りず、ナルにギターでジャララーンとフラメンコ風に入ってもらいました。

マオリ語はローマ字的で日本語の発音によく似ているので、そのままシンプルに作曲できると思います。てなこと(あっ、これはマオリ語でありがとうの意味なんですよ)を書いていたら、たった今ピンポ~ン♪ドアホンの向こうから「ひふみ祝詞」のCDを買いに来ました。」と近くにお住まいの方が寄ってくれたのです。「次回のコンサートのお知らせも、、」と言って七夕コンサート7月7日(日)14時~ ふるさと美術古墳館)のチラシを持って行ってくださいました。「てなこと」。

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裏側にはこんな模様をが描いてあります。

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うちの前の浜辺にディジュリドゥにちょうどよいような長さの竹があったので拾って来て作ったもので重低音が響きます。これもやはり和紙に柿渋を施してあります。

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こんな模様も貼りつけて、、。

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マオリの人の編んだものをぐるっと飾りに巻きつけました。

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長さが1メートルもあるアフリカの巨大豆。中に豆が入っていて振るといい音がして楽しいし、模様を描いたらパーカッションの雰囲気が出てきた♪

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ハワイのチェロキーインディアンの人に教えてもらって作った太鼓。右はナル、左はまかなが作ったもの。大きなヘラ鹿の皮を皆で周りを持って、ざぶんと水につけてから、それを7人で分けました。ナルは表側、まかなは裏側を使っています。

もう何年もたっているのにナル作のはよい音がします。まかな作のは、、、ゆるゆるで、、もう一度張り替えなきゃ、、、。月のようなイメージで綺麗なんだけどなぁ。

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ほらっ、こんな風に皆で製作中。

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ナルはぐるりと周りに穴をあけている所。

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ここと決めた部分をチョキチョキ。でも挟みを入れるってとても勇気がいる。

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ここはマウイ島。ハレアカラの頂上でライアーを奏でました。美しい火口の風景は雲が動きながら刻々と変化して行きます。

山の頂上で奏でたことがあるのはオーストリアのウンタースベルクとハレアカラだけです。

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余った皮の部分でマラカスも作りました。形を作って一晩置いて乾かしてから形を固定して、翌日にビーズなどを入れました。

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ハワイのカメレオン君、こんにちは~。

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あちこち、ひょこひょこ歩いているのがたまらなくかわいい。

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コンサートで大人気の「せせらっこ」です。岡山のもくべえさんが水琴窟のイメージで製作したものですが、南米にあるようなレインスティックよりも繊細な音がします。長い方は竹釘が1000本、短い方は500本も螺旋状に入っているとのこと。

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火の鳥と花の部分は暗くすると幻想的に光ります。

これらが東での演奏にも活躍してくれます。初めての東海市の皆さんどうぞよろしく~。あっ、「皆さんワクワク楽しみにしています。」というメールが今届きました♪
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by makanaluon | 2013-05-13 14:27 | 楽器 | Comments(2)

連休あれこれ(その3)

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さて、こののどかな風景はどこでしょう?テントもありますね。緑と風がとても心地よいです。

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川べりにはたくさんのテント!ここは加茂川です。

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これが私たちのテント。バーベキューをしにやって来たのです。昨年は東京から来た友人たちと我が家の前の海辺でバーベキューをしたけど、川べりでは初めてです。自然の中でと言うのはどうしてこんなにも食欲もりもりか、、、食べて、食べて、、、泳ぐわけではないので、ただ、ひたすら食べて、、、ふぅぅ、満足。

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いよいよ 連休のハイライトの、綱敷天満宮のお祭りです。この神社は4方向に鳥居があるという珍しいもので、東の鳥居の向こうはすぐ海です。

獅子舞で被る布は緑地に白い模様と思っていたけど、この獅子たちの纏う布は波がデザインされていて明るい色合いです。4人で揃ってうねるように動きも波を表現していました。

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太鼓のリズムに乗ってとても楽しくなかなか見事です。

昨年獅子舞とコラボしたことを思い出しながら見ていました。ライアーと獅子舞という取り合わせは想像もつかないでしょう。竹浪明さんの新作映画「水の馬、火の兎、風の獅子」(←ほらっ、タイトルに獅子って出て来る)に音楽を担当させて頂いたのですが、映画に獅子舞と太鼓が出てきます。YouTubeはコチラ

上映の後、ナマ演奏で、獅子舞との即興コラボを行いました。これは言葉には言い表せない不思議な感覚の醍醐味でした。

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子供みこしが元気にやって来ました。

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そしていよいよ大人のおみこし。

余談ですが、小さい時からおみこしをかついでいるのを見て、一番かっこよかった人と結婚したというそのご家族と一緒に見ていたのですが、その「かっこいい旦那さん」もこの中にいるわけでして、、。

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獅子の背中に乗った子供たちが何と愛らしいこと。

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扇を広げて舞う姿も堂にいってます。

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神社で一通りの披露を終えると街をあちこち巡ります。

このように私たちの地域も予め集会所をお掃除して、のぼりを立てて準備して、食べ物や飲み物も用意しました。

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おみこしが来る前に、まず天狗様の浄めの舞。初めはササで、そして刀で「払う」。

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獅子と一緒に子供たちもやって来てくれました。

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立った!
とここでちょうど携帯が鳴った。

「まかな瑠音さんですか?坂の上の雲ミュージアムです」。

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よしっ!

「あのぅ、土曜コンサートなんですが、、」「はいはい、、、」

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いよーっ!ようけ頑張りよったけんね。

「9月の第三土曜はどうですか?」というわけで、「ボクの頑張り」と同時進行で9月21日(土)14時から 坂の上の雲ミュージアムでの演奏が決まって扇が開いたけん♪

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こんな風なお祭りに準備から関わって、「坂の上の雲」なんていう言葉を聞いて、愛媛にやって来た感がひしひしひし。

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神社を一歩出ればこんな垂れ幕や、のぼりが立っているくらいで、街は静かです。

昨年5月17日の引っ越しから一年。何と盛りだくさんの日々だったことでしょう。ブログを読んでくださる人たちや、こちらに住む人たちからも「まだ一年なんて信じられない」と言われるほどの、多くの方たちとの出会いや出来事がありました。親戚も友人もない地域へいきなり来てしまい、いったいどうなることかと思いましたが、楽しい日々を着々更新中。お祭りの準備の後もご近所の方たちが気軽に寄ってくださって嬉しかったです。

引っ越し一年目を前に抱え切れない程のありがとうと共にまもなく東へと向かいまーす♪
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by makanaluon | 2013-05-10 12:38 | 日々のつれづれ | Comments(2)

連休あれこれ(その2)

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鮮やかな「赤い花びらの絨毯」の参道を通って行ったその先は「浄寂寺」。

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静かな佇まいのその奥に迎えてくださったのは真月妙真様。93歳と伺ったが、歯切れよくテンポのあるそのお話ぶりにまず驚かされた。

試しにほんの少しだけライアーの音を流してみると、ただちに、もっとよい場所をと選んでくださり、響き具合や演奏の位置、椅子など様々にお気遣いくださった。それまでお召しになっていた着物のガウンのような黒い衣もとてもすてきでしたが、「これはちゃんとしたものではないので、、」と綺麗なお洋服に着替えてくださった。奉納ではない、ほんのささやかなひとときのために、わざわざそうしてくださったことに恐縮しつつ身が引き締まる思いがした。

ソロの曲から始めて、その後でナルが加わった時には、さっと立ち上がってご自分の椅子まで差し出してくださたっことにはただただ頭が下がるばかり。

私の洋服に「カナダにいた頃のことを思い出しました、、」と言ってまっすぐに色々な思いを告げてくださったhikariさん。自然との調和の中にあるライアーのコンセプトについてもとてもよく理解してくださった。

音楽の先生でいらしたお父様の御命日もまもなくということで「父もきっと聴いていてくれたと思います。」と感激の面持ちで伝えてくださりながら、その昔家にあったというグランドピアノのこと、動物のことなど思い出を懐かしげに分かち合ってくれたkimikoさん。そして今日の演奏を聴けたことに「生きていてよかった、、、」と、光栄に余りあるご感想を頂けたのは妙心様の創ってくださったひとときだったからこそ。そして小さなことのひとつひとつが心に染み入りながら、私の内側に清らかな流れが生み出されていったように感じらた。

コーラスの方たちがいらしていたので「ふるさと」を最後に一緒に歌ったが、さすがにお部屋いっぱいに美しいソプラノが響き渡った。

妙心様もライアーに大変興味をお持ちくださって色々な質問をしてくださり、「また、ぜひ聴かせてね」とおっしゃってくださった。

いつも多大なご支援をくださっているchizukoさんからのお弁当の差し入れにも心温まりながら皆でおいしくなごやかに頂いた。

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見事な松がお庭の真ん中にある。ここでお茶会をする時にライアー演奏をと妙心様がおっしゃってくださったが、以前に開催した時にはゴザではなく、ムシロをわざわざ用意してもらったとのこと。ゴザはただ薄いだけで、ムシロの方が「オモシロイ」とおっしゃるその感覚に妙に共感してしまったが「そうでしょ」とちょっと茶目っ気のある表情を見せて軽やかな笑顔を向けてくださった。

「千の風になって」については先日の法華寺でのご住職様のお話と同じように「お墓が空っぽということではなくて、手を合わせた所のどこにでも仏様はいらっしゃるということよ。」とお話くださった。

おみ足がご不自由なのでお食事や幾つもある広いお部屋のお掃除について伺うと、ご自分でなさるということをさらりとおっしゃる。ゆったりの伊予弁とは違って、普通の方の3倍速くらいのスピードで留まることなくお話をしてくださったが、それでも「まだ半分」だったそう。何かお手伝いできることがあれば、、」と言うと「ありがとう。またお話に来てね。誰かと重なってもそれもいいと思うしね。」と有難いお言葉。

chizukoさんからはまたまた箱一杯の柑橘をおみやげに頂き、kimikoさんの「また会うけんね~」の優しいトーンがこの日の心地よい余韻となった。
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by makanaluon | 2013-05-07 18:50 | 演奏 | Comments(0)

連休あれこれ(その1)

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連休の始まりは、まず西条のyokoさん宅へ。

スナップえんどうを一緒に収穫してブランチの準備。いつもはおいしい和風のお料理を出してくださるが、この日はたまたま前日に今治で焼いたというパンと共に、たっぷりのシーフードのイタリアンだった。一口ごとに「おいしい!」を連発して箸が止まらない、止まらないー。

生ハムと採れたてのいきいき野菜サラダにアンチョビ入りのドレッシングも絶品。お花たちを眺めながら暖かい春の陽射しを受けたお庭のテーブルで頂く。

皮をむいた小さいトマトをシロップにつけたものにレモンバームが添えられたおしゃれなデザート、、では終わらずまだまだ続く。

「裏の木の芽を採って来て頂戴」に筍ご飯に載せるのかなぁと数枚だけ採ったら「木の芽和えをこれから作るからもっともっとたくさんよ」と、、、それからすりこぎですって、、、出来上がったものと筍ご飯は夕食のおみやげだった。

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笠松山へのハイキングのお誘いを受けて出掛ける。数年前に山火事になったというのでまだ少しその名残はあるものの、緑はかなり回復して来ている。

わらびをとり、心地よい風を受けながらゆっくりゆっくり上る。眼下に広がる穏やかな海にからだも心ものびのび。

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反対側はのどかな田園風景と山を臨み、タオル美術館も見える。

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頂上のこんな小さなお堂に到着して手を合わせる。

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初めて見るこのかわいい花はアケビですって。歩きながら木や花の名前をたくさん教えてもらった。

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ちょうど二時間の程よいハイキングを終えて同行してくれたmasaiさんのお宅で一休み。

お庭は綺麗なお花でいっぱーい!

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うっとりの美しさ、、、こんな色のハイビスカスがあるとは、、。

おいしい手作りのケーキを御馳走になりながら心地よい余韻に浸る。

連休編は続きます。
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by makanaluon | 2013-05-05 06:23 | 日々のつれづれ | Comments(2)

それぞれの春に

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翠松苑のオーナーnorikoさんと「春風ライアーコンサート」をオーガナイズしてくださったmitsukoさんのお母様(49日)と叔母様(100日)のご法要が法華寺で営まれたので、祈りを込めてご供養演奏をさせて頂いた。

ご法要の前にご住職様とお話しさせて頂く時間が少しあって、その時に「千の風になって」について伺えた。「仏教的な考えにおいても何ら違うものではないのですよ。世界共通かとは思いますが、元々は北米のネイティブアメリカインディアンンの考え方からの歌のようです。お墓に限らずに、手を合わせれば、ご位牌、自然の中どこにでも仏様がいらっしゃるということです。」というようなことをお話しくださった。

お寺でこの曲を演奏するのはふさわしくないのではと思って予定はしていなかったのだが、曲目に加えさせて頂き、又、お母様が昨年99歳のお誕生日に大きな声で歌われたという「夕焼け小焼け」なども皆様に聴いて頂いた。

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翠松苑での「春風ライアーコンサート」はお庭も皆様に楽しんで頂けた。

俳句の会の方たちもたくさんいらしてくださったのだが、法華寺のご住職様も俳句をなさるということで、この日に皆様が詠まれたという俳句の一覧を既にお持ちだったのでコピーして渡してくださった。

寄せられていた36句を拝見して皆様のお蔭で素晴らしいひとときを分かち合えたことに感謝しつつ、それぞれの視点からの句に当日の様子が感慨を持って思い起こされた。

翠松苑は神社の横の松林を通って木の門から会場へと続いて行く。裏門から導かれたことを詠まれた句から、普通の会館とは違った情緒があったことを改めて思う。

ライアーケースの薄さに目を止められた方もいたが、成程、ライアーケースはヴァイオリンやギターのような厚みはない。音を比較して頂くためにステージの横に置いた一般的なライアーケースだったが、コンサートライアーのケースも膨らみを持たないので厚みはないと言ってよいだろう。

新曲「まがたまのあたま」、3.11の後レクイエムとしてコンサートのたびに演奏して来た曲のこと、あるいはナルの奏でる民族楽器、はたまた、私のイヤリングなど、様々なものが句の材料になっていることが新鮮だった。

「ライアー」という言葉も使われながら、春の光、風、空そしてお庭に見るものと演奏が繋げられているイメージのある句が数多くあることに感銘した。

この地に来たことで、数年ぶりの嬉しい再会を果たせたmiyukiさんと御主人yukiさん、娘さんのerinaさんも自転車でいらしてくださった。yukiさんのブログ「いつでも酔うて候」にたくさんの写真入りで当日のことを掲載してくださっている。とても楽しいブログなのでぜひご覧ください。「いつでも酔うているわけではない」話が満載♪コチラ

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翠松苑のお花たちも共に春をうたいながらコンサートに彩りを添えてくれた。小さな花たちはそのいのちの輝きを体中で表現している。

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気品を持ってうつむき加減に静かに風に揺らぐ花たちも、、、。

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色鮮やかに春の喜びをうたう花たちも、、、。

皆それぞれの春。

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翠松苑を一歩出れば、春の海の穏やかで美しい青に出会える。
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by makanaluon | 2013-05-02 13:39 | 演奏 | Comments(2)

ライアー奏者のつれづれ
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