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春の足音

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ニュージーランドから帰国してすぐにmitsukoさんがいらして、翠松苑での春風コンサート(4月21日(日)14時より)の打ち合わせなどをするうちに、何となく「つくしを摘みに行きましょう!」と言うことになった。ずーーっと昔に横浜に住んでいた頃に摘んで以来のことで、何十年ぶりのことか、、、。

昨年の春に町田の我が家を訪れたmichiyoさんが来る道でみつけたという一本のつくしはコチラ。こうして一年ぶりにそのページを眺めてみると、つくしもNaluの写真も随分都会的ですねぇ。こちらに来てからは写真も当然ながら、自然そのまんまになっちゃいましたよね。

さて、少し車を走らせて、田んぼの横を歩いてみると、あった、あった!

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蛙君、こんにちは~。模様がおしゃれね。

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こんな小さな蛙たちがあちこちぴょんぴょ~ん♪

つくしを摘んでいると、携帯が鳴って、浄妙寺の智純さんがいらっしゃることになったので、我が家に戻って皆でランチとお茶のひととき。ニュージーランドでマオリの村を旅しながら、キッチンに入って毎日50人分以上の三食を準備するお手伝いもしたNaluがその勢いに乗って作ったスープ、ケーキ、そして柑橘ジャムなどでお腹を満たす。

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れんげも最近は都会ではあまり見かけなくなった。

実は少し前にmitsukoさんのお母様が99歳で天寿を全うされたということで、「追悼演奏会」をということになり、「ピンクロータス」「千の風になって」などを、御仏壇の前で心を込めて捧げさせて頂いた。

お花が好きで、翠松苑のお庭を楽しまれていたというお母様は歌もお好きだったようなので、きっと春風コンサートも聴いて頂けるでしょう。

まもなく東へと向かいますが、淡路島で「ビッグな寄り道」をして行く話が突然湧き上がったので、これについては帰ってからのリポートで。そして御殿場、海老名を経て東京です。

3月30日(土)18時半より アートイマジンギャラリーにて(国立)
3月31日(日)14時より 「ゆりりーの庭」(四ッ谷)

詳しい情報はコチラ

そして、
7月7日(日)14時から 七夕コンサート ふるさと美術古墳館にて

行いますが、その時にイメージしていた「欲しかった音」が思いがけなくやって来てくれた♪古墳館の館長さんが遊びにいらして、まさにピッタシのものをプレゼントしてくださって大感激!しかも昨年の七夕のイベントで使われたものという不思議な御縁もある。どんな風にこれを響かせるか、楽しみ楽しみ~♪

同行してくださった伯方島のmiyakoさんともお友達になれて、そのうち島へも行けそうで嬉しい。

一方、親久爺ちゃんは、「ディジュリドゥケース」「ライアースタンド」に次いで、早くも「木の譜面台」を製作してくれているし、Naluはその傍らで何やら不思議な楽器作りに挑戦中。

千客万来が楽しく続いて、こんな風に桜井の春は膨らんで行きながら、ミモザも菜の花も木蓮も満開で、鶯を始め色々な鳥たちの声も、しきりに春を囀るようになった。

ところでつくしは、摘んでいる手が止まらず、あまりにたくさんになってしまい、袴を取るのが大変だったけど、た~~っぷり春を味わえたし、つくしチャーハンもおいしかった♪
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by makanaluon | 2013-03-23 13:13 | 演奏 | Comments(3)

ライアーとの旅(ニュージーランド)

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ニュージーランドのことをマオリ語でアオテアロアと言いますが、「白く長くたなびく雲」という意味のようです。地形のせいでしょうか、なるほど、こんな風に雲がたなびいています。

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この子はしきりに「ハロー、ハロー」と言ってました。マオリ語でハローは「てなこえ」で、ありがとうは「てなこと」です。日常語は英語でもこの二つの言葉くらいは各地でしょっちゅう交わされるので、日本人としては何とな~くふし~ぎな心持ちになります。ハワイ語と同じように二つの音を重ねる言葉も多いです。パカパカ、プラプラ、ポキポキ、、、とこれらも楽しいですねぇ。

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ロトルアで行われたマオリ族のフェスティバルの様子です。たくさんのグループが次々と熱いパフォーマンスを披露します。このように目をぐりっと見開き、舌をびろ~んと出す独特のしぐさはもちろん普段はしませんよぅ。

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シダの葉のシルエットが何とも美しいですね。マオリの人たちにとってシダは聖なる植物ですが、とても背が高くて木のようです。儀式やお祈りの時にも使うし、カヌーの舳にも付けます。

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桜井では毎朝日の出を見ているけど、今回の旅は海が西側が多かったので、美しい夕陽をたっぷり味わいました。

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この空の反対側には虹!

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毎回訪れる、聖なる滝の前にいる2歳のヨナス。実にしっかりしていて、長旅にも拘わらずちゃんと参加。ビュッフェの食事の時も自分の皿を持って欲しいものをちゃんと選びます。

ツァーにはいつも小さい子供たちも混ざるけど、年寄りを敬い、尊重し、子供を皆でかわいがって大切にするマオリの人たちの旅だからこそ、基本的に誰でも受け入れて皆で助け合いながら旅を続けて行きます。

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いつもは旅の間で石や木に彫刻するのですが、今回は石にペイントしました。Makanaの描いたのもこの中にありますよ。

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マオリは彫刻する文化を持っています。マラエと呼ばれる建物です。ここに一人一枚のマットレスをあてがわれて、寝袋で雑魚寝します。男性も女性も一緒ですが、男性は守るという意味で四隅に寝ます。

マラエについては以前に書いたので、詳しくはコチラを。

マラエは先祖の体と考えられている神聖な場所なので、ここに入れて頂くためには儀式をしますが、それが終わると家族として受け入れてくれます。毎朝「おはよう、私の家族たち!」という呼びかけから始まります。

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マラエの前で記念撮影。出会った時にもきちっと儀式がありますが、別れの時もまた同様に行います。これを各地へ移動するたびにしっかり行います。

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私の大好きな鳥です。ニュージーランドへ初めて行った時にたくさん出会って感動して、この鳥の曲を作曲(CD「The Memory of Aotearoa」に収録)しました。マオリ語ではピワカワカで、英語ではFantailと言うその名の通り尾が扇のように開きます。

マオリの人たちはこの鳥を「メッセンジャー」だと言います。実は2011年3月にもナルと私は、あるマオリの村にいて震災を知りました。そのニュースがマオリの人たちの所に入って来たのは、二人のマオリの前をピワカワカが通り過ぎて行くのを見た5分後だったとのことでした。

今回もいつもここぞと言う時に現れてくれて、そしてかなり長いことそこにいるのには驚きでした。

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全ての旅の行程を終えてツァーのバスが去った後、たくさんお仕事をしてほっとしたナルがこんな風にリコーダーを吹きながら最後の時間を過ごしています。

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移動があまりにも多いのと、いつどこでどう演奏するかは予想もつかないので、旅の時はこの小さいディスカントライアーです。

以前に、突然マオリのTVの取材も受けたこともありました。ある所にいたら、手招きされたので行ったら、「何を喋ってもいいし自由に演奏していい、、」と言われて、何の準備もなくすっぴんのままへっちゃらに喋ってしまい、オリジナル曲、ふるさと、マオリの子守歌など次々と歌ってしまいました。どうやって編集されたのかはわからないけど、もし前もって予定されていたなら緊張してしまったかも。

しかし、マオリの人たちは皆本当に歌が上手です。ボディが違うかなぁ。このTV局の人もびっくりする程すてきに歌うのを後で聴きました。スピーチには必ず歌が付くので、まず喋って、そして歌うというのがどこでも当たり前のように行われていきます。踊りもかっこいい!

ちょっとした会ではそれぞれが実によく喋り、そしていちいち歌が入るので、ものすご~~く時間がかかります。夕食後に始めたらあっと言う間に真夜中です。エヒメタイムがびょ~~んと伸びていく話はブログにも時々書いていますが、マオリタイムは桁外れです。

あのう、、ついでながら、これはディスカウント(discount)ではなくてディスカント(descant)ライアーです。日本語のカタカナ表記ではこう書くので紛らわしいですねぇ。ライアー(lyre)という言葉もliarのうそつきみたいなのも困ります。

これはドイツの工房で誰にも買われることなく10年以上はそのままあったのに、ぜ~んぜん、ディスカウントなんかしてくれなかった。「弦が古くなっていて申し訳ない。」とチューナーをおまけにくれましたがね。実はもっとずっと安いものをオーダーしていたのに、これを手にしたら弦が指に吸い付いてくるような感触で、思わず買ってしまったのです。当時、ユーロがめちゃ高かったこともあって、コンサートライアーに負けず劣らずの価格だったけど、エーーイッ!でもぎりぎり飛行機のキャビンに手荷物で運べるので私の大切な旅の友。一般的なライアーは35弦だけどこれは小さくても49弦。コンサートライアーは53弦です。

今回の旅で一通りやることを終えて、野原でリラックスして奏でています。このライアーは、裸足になってこんな風に風の中で弾くのが似合うし気持ちいい。

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強くて優しいマオリの人たちのまっすぐな心とあり方に触れて、ヨーロッパの友人たちもまたいっぱい増えて、満杯の思い出と共にタウポの空港へ。今治駅構内よりも小さくて、売店が一つあるだけの空港は、ゲートも一つで飛行機は狭くて細い20人乗り。あっ、又ピワカワカが来てくれたっ!そこからオークランドで一泊、そして関空へ、、、岡山からしおかぜで壬生川に出て何とかその日のうちに桜井へ無事ただいま~♪
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by makanaluon | 2013-03-18 06:46 | Comments(2)

桜井あれこれ

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英語、ドイツ語、オランダ語、マオリ語の音で頭の中がぐしゃぐしゃだった所に、伊予弁を聞いてほっこら緩んでいます。ニュージーランドでもオレンジを毎日たっぷり食べていたけど、やはり伊予かんが嬉しい♪

出発寸前に桜井の句碑巡りをしました。梅も咲き始めた中、綱敷天満宮から出発してゆるゆる歩きながらののどかな一日。今まで竹浪明さんの俳句をたくさん作曲させて頂いていますが、こちらに来て突然俳句が身近になりました。

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ここから椀舟が出ていたという港はうちのすぐそば。一寸法師のようなお椀の舟??丸いの??って思ってしまったけど、桜井は今でも漆器で有名ですが、それらを運んだ舟でした。漆器が高価なために「月賦販売」を考えたということで、桜井がその発祥の地とか。

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ぐるりと巡った後は「翠松苑」の広いお庭でくつろぎながらお茶のひととき。オーナーのmitsukoさんは彫刻家でいらっしゃるのでそちこちに作品が据えられてあります。

4月21日(日) 14時より 春風ライアーコンサート 1000円
翠松苑のすてきな日本間で行います。春の曲を奏でますのでよろしかったらいらしてください。きっとお庭のお花も楽しめると思います。

日曜日は綱敷天満宮の駐車場を使っていいことになっているので、車を止めたら「翠松苑」の表示に従って松林を通り抜けて裏の入り口からお入りください。

一昨年「西条コンサート」の時にmitsukoさんに出会って、翌日翠松苑へお招きいただいて「今度来た時はここでコンサートを、、」と話していたことがこんな形で実現するとは、、。その時は翠松苑が今治のどこであるかはわからなかったですし、家を決めてからmitsukoさんが桜井に住んでいらっしゃることを知ったのですが、今すっかりお世話になっています。

3月末の東京での二つのコンサート 30日(土) アートイマジン(国立) 31日(日) ゆりりーの庭(四ッ谷) のご案内はコチラ

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句碑の説明とご案内をしてくださった方の手作りの椿の和菓子です。あのしっとり感は芋だったのですね。とても上品な味わいでした。

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さて、帰国後すぐに桜井の一角にある「ギャラリー ブロッサム」を訪れました。「伝承のお雛さま展」はオーナーのコレクションがギャラリーいっぱいに並べられていて圧巻!かなり見ごたえがありますよ。

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ニュージーランドへ行っている間がおひなまつりに重なってしまうので、実は今は亡き母の古いお雛様を一緒に飾って頂いたのでした。桐の箱に入った小さなお雛様たちです。80数年の歳月を越えて今、桜井の片隅に飾られていることにしみじみと感慨を覚えます。

お雛さまや古い人形たちを眺めながら、それぞれの過ぎて来た時間に思いを馳せて、「ぼんぼりに灯を入るるとて~~♪」と、昔母と一緒に歌ったひなまつりの曲を口ずさんでみたら、たくさんの思い出が揺れました。

箱の一番前の右横に立っているのは母が千代紙で作った人形ですが、私が外国へ行く時のおみやげにたくさん持たせてくれたものでした。

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小さな貝のお雛様は母が買ってくれたものですがこれも一緒に置いてくださいました。

「伝承のお雛さま展」は3月24日(日)(11時から17時 月曜はお休み)まで開催しています。
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by makanaluon | 2013-03-14 06:54 | 演奏 | Comments(2)

無事愛媛に帰ったけん♪

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ニュージーランドから無事帰りましたー。こちらはぽかぽかとすっかり春で、庭の桜は満開♪出発前にナルが作った鳥の餌台の様子を窓から網戸越しに撮ったので写真はぼけているけど、こんな風に毎日鳥がやって来て結構長いこと、ここで過ごしていました。私たちがいない間どうしていたか、、また毎日来てくれるかなぁ。

今日早速「はるみ」を買ったナル。「鳥にも分けてあげなきゃね。」「えっ、逆だよ、鳥のために買ったんだ。」えーーっ、そうだったのぉぉ?

マオリの人たちはどこでも温かく心から迎えてくれました。NaluとMakanaの到着を聞いて会いに来てくれた懐かしい人たちもいます。マオリ族なんて聞くと裸に腰みのをつけて槍を持って出て来そうなイメージを持ってしまう人もいるかもですが、文化的な普通の生活で日常は英語です。

マオリの村を周るヨーロッパからのツァーに混ざって、ナルは裏方スタッフでお手伝い、私は随所で演奏という感じなので、昼間はお互い顔を合わせることもなくそれぞれの場所で何かをしているという風でした。

ナルは荷物を運んだり、キッチンに入ったり、皆さんにコーヒーをサービスしたりフルに働いていて、たまたまそこにいれば、デュエットも聴いてもらえることもあったけど、姿も見かけないくらい忙しそうだったのでソロでの演奏が殆どでした。

ナルの皆さんへのおもてなしぶりは大好評。私は演奏して歌って、踊って踊って、、。ある村で、杖を二本持った風格あるマオリの男性が「演奏している時に蝶の精霊が舞っていた、、」と話してくれたけど、踊っている時にも「蝶のようだ、、」と散々言われるほどにひらひらしちゃいましたぁ。

今回初めての試みで、今までスピリチュアルカウンセラーとして長いことやって来た、言葉を伝えていく「スピリチュアルセッション」と「ライアーサウンド」を組み合わせた「サウンドヒーリング」のような個人セッションもやってみることにしたら、あっと言う間に凄い人数の申込みがあってびっくり!言葉と音を組み合わせる、、と言うより、言葉に詰まると音楽で繋ぐ、、という感じだったかも。

ふふふ、「古代の語り手」のようだと言われました。中世の吟遊詩人じゃなくて、「古代」を強調されたけど、宮殿とかで小さいハープを片手にちょっと占いめいたことを喋る、、、あんな感じだったらしい。その人の内側にチューニングしながら「見えてきたこと」や「感じたこと」を語っていくのだけど、いずれにせよ皆さんに喜んでもえらえたし私にとっても新鮮な体験でした。

えっ、日本でも??そうねぇ、日本では「言葉のセッション」と「演奏」ははっきり分けてやってきたけど、うーん、どうでしょうねぇ、、日本語に詰まることはないわけだし、、、かえってちょっと照れるかも。流暢ではなく、ぽつぽつ英語を喋り、、ぽろ~んぽろ~ん、、ぽつぽつ、、、ぽろ~ん、、のテンポと流れがたまたま何とな~くよかったのでしょうねぇ。

豊かで美しい自然をたっぷり味わいながら今回もたくさんの交流と共に深い味わいの旅をすることができて感謝した。

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さて、出発前にナルはこんな巣箱も作ったけど鳥たちは活用してくれるかなぁ??

ニュージーランドでもたくさんの鳥たちに会いました。旅のお話はまた写真と共に少しづつ、、、。ああ、それにしても、関空は遠い、、、遠かったぁ、、。
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by makanaluon | 2013-03-09 12:00 | 海外&ライアー | Comments(8)

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