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春の色合い

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柔らかな春の色合いのすてきな花束を頂いた。それぞれの花がそれぞれの表情で春をうたう。

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ぽってりと肉厚の花びらがくっきりとラインを描く中にある芯にすっくとした意志がある。

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真っ白にうっすらとピンクの混ざった花びらは思いを力強く外側へと広げていくかのよう。

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春の陽射しを思わせる明るい黄色が未来への希望を繋ぐ。
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by makanaluon | 2012-03-27 06:32 | 日々のつれづれ | Comments(0)

運河の旅(イギリス)

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春三月、イギリスでラッパ水仙が咲き乱れる頃になると、運河の旅をしたことを思い出す。最初に乗ったのはもう20年程前のことになるが、友人ジュディスが10人乗りの舟を借りて親戚や私たちを招待してくれた。ナロウボートと呼ばれているそれは、確かにその名の通り細長いものだ。実にコンパクトによくできていて、ダイニングのテーブルで食事を囲んだりカードをして遊んだ後、夜はその部分を折りたためばベッドになる。あの時は皆でモノポリーに熱くなった。

この時はバーミンガムの方へと行ったが、チョコレート工場の煉瓦の壁の裏を流れる運河を行くというのも、いかにもイギリス的風情。自転車も積んで行くので時折舟の横を走ることもよし、、そして又自転車を積んでから乗り込む。

その後、この写真の舟をジュディスたちが買ったので再び招待してくれた。これは最初に乗ったものより少し小さ目だが、2DKと言える広さで、シャワーも洗濯も何もかもできる。

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このようなロックを自分たちで廻して開けて水門を開き、水位を合わせながらひたすら進んで行くという旅。もちろん舟の中のダイニングルームでもよいが、舟の横に折りたたみのテーブルと椅子を出して岸辺でランチをするのも心地よい。夜は程よい所に舟を繋いで休む。ただそれだけなのだが、時間の制約のない、その日行ける所まで行くという舟の進行具合任せののどかさ。

この時は、オランダでしばらく過ごしてからイギリスの「どこか」で落ち合うことになっていたが、それが「どこか」はその時にならないとわからないのでどきどきだった。既に出発していたジュディスたちと携帯で連絡を取り合いながら、最終的にはヨーク近くにいるということでそこまで電車で行った。そして合流して、この時はウェールズの方まで行った。

この時、ある街でジュディスやNaluとも離れて一人でぶらりと散歩している時に、たまたまハープの付いたネックレスをみつけて買った店の人が、ハープが置いてある古い館が近くにあるので見たらどうかと教えてくれた。閉館時間までまもなくだったので係の人にハープを見たい気持ちを伝えると出口の方から入ったらすぐに見られると言ってくれて、しかもチケットは買わなくていいとのこと。もう決して弾かれることのないであろう、古い古い、フランス製のグランドハープに胸の奥の何かが揺れながらじっとそれに見入った。きっとわずかの時間だったに違いないが、様々な思いと感情が動いてかなり長い時間であったかのように思えた。

ちょうどその頃、「エオリアンハープ」というとてもハープらしい美しい曲を弾いていたのだが、まさにそういうものもあった。ただの長方形の箱に弦が張ってあるだけなのだが、窓辺に置くと風が奏でてくれるというものだ。

ふと、こんなことを思い出した。伊勢神宮の外宮の近くで皆で円座になって座り、あるセレモニーをしたことがある。ライアーは草原に置いておいた。私は皆へ向かって言葉を発していて気づかなかったのだが、風が通った時にライアーが鳴ったという。これこそまさにエオリアンハープだ。

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ジュディスたちは思う存分、あちこち運河の旅を堪能した後、舟を売って今はこのヨットの旅を楽しんでいる。前回行った時に、私たちも静かな朝の気配の中でのセーリングを楽しんだ。これも何人かは泊まれるスペースがある。70歳過ぎたジョンだが、てきぱきと作業をこなす姿は実に若々しくかっこいい!
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by makanaluon | 2012-03-22 08:16 | 海外&ライアー | Comments(0)

春の訪れ

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春が、、、ほらっ、ふくらんでゆく、、、

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ほぅら、、、ねっ、、

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梅の香に誘われながら、巡る季節の中での様々な思いが揺れる、、、揺れる、、、

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春のよろこびが満ちて、いっぱいに開いた♪
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by makanaluon | 2012-03-17 08:16 | 日々のつれづれ | Comments(0)

祈りの日

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各地で祈りの時が持たれた一年目の日に、先にお知らせしたように、Naluと私は「響き合う詩と音楽の夕べ」に参加させて頂いた。詩人たち音楽家たちがそれぞれの表現で心を込めて祈りを届けた。

昨年、ニュージーランドで日本の震災を知って大きな悲しみと共に帰国してから、自分にできることは光の雫の音を放つことしかないと作曲した「音の雫」、そしてエルネスト・カーン氏の詩を作曲した「My letter to the Universal Peace」などを演奏した。

今回の集まりを企画してくれた和久内明さん、エルネスト・カーン氏は一昨年広島、長崎の原爆忌での演奏の際からのご縁だ。ドクター・カーンは医師団でノーベル平和賞を受賞したこともある方で、日本へもいつも思いを寄せてくださっている温かいお人柄の方。カーン氏が折鶴に共鳴しているのでそのような曲をと依頼されたことがきっかけとなって竹浪明さんの俳句から「折鶴」を作曲した。聴いてくださった後にカーン氏が送ってくれたキスとハグの温かみは忘れられないぬくもりとして今もある。詩人の彼が「まかなの音楽は素晴らしい詩だよ」と言ってくれた言葉もかけがえのない宝物だ。その後メールで送ってくれた詩の中から選んで作曲したものを今回演奏した。

最後に演奏した「沈黙の言葉」(銀河鉄道の夜より)は震災後に出会った素晴らしい曲でレクイエムとして演奏してきたものだ。Naluの祈りのディジュリドゥから始めて私たちの思いを天へ地へと繋げた。

CDをお求めくださった方ありがとうございました。そのまま義捐金として被災地へと送られます。

海外の友人たちからは、11日は蝋燭を灯して祈ったというメールが届いている。世界各地で日本へ思いを寄せながらのひとときが持たれたらしい。
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by makanaluon | 2012-03-12 07:31 | 演奏 | Comments(0)

花の揺り籠

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ようやく春めいてきましたね。暦の上では啓蟄も過ぎて、虫さんたちも春の目覚めです。

竹浪明さんの写真&俳句集「花の揺り籠」は、花と虫たちを優しい眼差しで捉えた素晴らしい作品集です。その中より6句を選んで作曲させて頂いて、様々な場所で演奏を重ねてきました。又、竹浪さんが美しい映像で製作してくださったYouTubeでもおなじみの曲です。

この写真はさしずめ、Nalu版の「花の揺り籠」と言えるでしょうか。上は我が家の近くで、下はイギリスの友人宅で撮ったものです。

毎年春先に呼んでくださる八王子の小学校ではお母様たちの絵本の読み聞かせに合わせてのライアー即興と演奏をさせて頂いていますが、先日「花の揺り籠」を演奏してきました。この曲は、竹浪さんの俳句の中に詠まれている虫を6匹選んだことから、子供さんたちにはとても喜んでもらえます。岡山の保育園では演奏の後で「蜂、てんとう虫、蝶、蟻、蜘蛛、とんぼ」全ての虫たちを覚えて言ってくれていたことには驚きました。

実は以前にもこの小学校でこの曲を演奏したことがあったのですが、その時に皆さんからとても楽しい感想を頂きました。

「花のゆりかごは音楽を聞いているだけでどんな虫が出ているのかがそうぞうできました。」「「春の虫」(←ち、ちがいまーす!虫の印象が強かったんでしょうね。)という曲も自分で作曲したんですよね。あれも、歌声とライアーの曲がまざっていてとてもすてきなえんそうでした。もう一度聞きたくなりました。」「花のゆりかごはとくにいい音がしていて、すごいなと思いました。いまでも花のゆりかごの曲は大好きです。」「ぼくは、まかな瑠音さんが作った曲の「花のゆりかご」というだいめいの曲はすごくいい曲でした。ぼくはすごく気に入りました。」

と言うように、この時は4年生一人一人がお手紙を書いてくださったのでした。

皆さんそれぞれの春が楽しく膨らんで行きますように♪
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by makanaluon | 2012-03-09 07:41 | 演奏 | Comments(0)

音楽ワークショップ(御殿場)

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hinaちゃんが粘土を丸めてぽんぽんと置いてこんな風に並べてみた作品です。何だかとってもリラックスした気分になれますね。ワークの場でもいつも明るさをもたらしてくれるhinaちゃんです。

(今月のワーク)
mitsukoさんの踊る「ひなまつり」と「春よ来い」が春ののどかさを繰り広げてくれながら始まりました。そして4日が誕生日だというeikoさんのために「ハッピーバースデー♪」も皆で歌ってお祝いしました。

you君がいつにない集中力でたっぷり長いこと太鼓を叩いて、表情もかっこいーい!keikoちゃんの持っていたマレットを取り上げてしまったり、eikoさんを押しのけてまで叩いていたけれど、、、そんなことも何となくオッケーになって進んで行けるのは御殿場コロニーの場だからこそ。何度も何度も太鼓へと歩み寄って来る積極的なyou君はかつてなかったことだったのでその心意気の方を嬉しく受け止めましょう。その昔、ただ何もかも放り投げるだけだったyou君から時を経て、自分用に小さい太鼓を持つことをきっかけとしてここまで変化して来られたことを思うと感無量です。今回はピアノも随分長いこと弾いて、弾き終えると満足そうに自分で拍手してましたね。

nobukoさんは先生が体育館に連れて来てくれた時は、体がぐにゃぐにゃで歩けなかったのに、先生が去ったら、、、あれ~、一人でしっかり歩き回っちゃった。kyohei君は穏やかな表情をしながら体中で音や雰囲気を感じて心地よさそう。ミッキーマウスマーチもしっかり太鼓で叩きました。

今回はなぜかいつもより、皆のピアノ演奏にそれぞれくっきりとした立体感を感じられました。takafumi君の奏でるメロディは明るい色合いも帯びてとてもすてきでした。終わった途端にharumiちゃんがにこやかな笑みと共に拍手を送ってました。

2日間とも寒かったけれど、体育館の中は皆の笑顔で一杯でした。今回は又いつもと一味違って、深くじっくりと一人一人が輪郭を持って表現してくれたようでした。わーーっと盛り上がるのもよし、穏やかにゆらゆらするのもよし、、、季節の巡りとその時々にやって来る人たちと人数によって様々なひとときが展開されます。

余談ですが、ランチには綺麗なひなまつりケーキが付いていてラッキー!おいしかったー♪
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by makanaluon | 2012-03-04 06:57 | ワークショップ | Comments(0)

作曲

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初めて作曲らしきことをしたのは小学校の音楽の授業の時だった。8小節の簡単な曲を作ってみるということだったが、今思うと五線譜の上だけで音をイメージして載せて行くなどということは、例え高学年であっても楽器を習ったことのないものたちにとっては難しい課題だったのではないだろうか?

私はあっと言う間に一曲を書き上げて先生の所へ持って行くと「もう一曲書きなさい。」と言われて又すぐに仕上げた。次に先生は「まぁ、、では調性を変えた曲を、、、」と言ったのでそのようにして三曲目を持って行った。「うーん、すぐにできちゃうのねぇ、、それなら歌詞を付けてみたら、、、。」と言ったので、その授業の時間内に4曲作った。あまり何も考えずに作曲したが、「楽しかった」という感覚は今でも残っている。

それからは作曲よりもただただピアノを夢中で弾いたり、何かの伴奏を考えることが楽しくてしょうがなかった。そのうち、高校の音楽の授業で、16小節の曲を作る課題が出た。これはもう勢い込んで複雑な和音や派手なフレーズなども盛り込んで、非常にややこしい曲を書いたと思う。先生の評価は「多くの要素を入れすぎ。」だった。確かにかなり欲張って何もかも盛りだくさんに書き込んだものだ。

この二つの作曲の体験は今でもしっかり私の中に息づいている。特に、高校の先生の評価は今でも毎回思い出す。ライアーはシンプルに響かせることが大切なので、いかに音を引き算していくかが重要だ。

話は変わるが、この写真を見ると何とな~くカフカの「変身」を思う。ある日目覚めたら虫になって、、、ど、どうしよう、、音符の上を這いまわり、、、。私が夏に岡山、愛媛と演奏をしている間にNaluが撮影したのだが、このカナブンをわざわざ置いたのではなくて、プレリュードの楽譜の書かれたこのカードの紙を色々な場所で撮っているうちに、この時たまたまここに飛んで来たと言うことらしい。

作曲しながらメロディを辿って行くうちに、こちらの意図とは別に思いもかけない音がやって来る。自分の内側から立ち上ることもあれば、遥かから訪れてくることもあるし、たまたま指が間違えて触れた音や和音が意外にもすてきな展開を見せてくれることもある。こんなひとときが、かけがえのないギフトの時間だ。
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by makanaluon | 2012-03-01 15:14 | 日々のつれづれ | Comments(0)

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