ANA国内線【PR】

ポピー


Tall Poppies」は弾き語りの曲としてライアーで初めて作曲したものだ。

その年、夏にはドイツのゲルトナー工房にライアーを買いに行くことを決めていた。毎年ヨーロッパに行っているマオリシャーマンのワイとは前年はオランダで会ったが、その年はライアーを買った後、ミュンヘン郊外で友人ダニエラの企画するワークショップで会う約束をしていた。

出発の少し前にワイの妹さんが他界したことを知った。画家であった妹さんが描いたポピーの絵に、ワイが「Tall Poppies」という詩を書いていることを彼女のHPでみつけたので、ワイと妹さんに捧げようと、行く前に作曲を試みた。何しろ出発前には当然ライアーは手元にないのでピアノで作曲をしてコードを記しておくだけにとどめた。

さてコンスタンツのゲルトナー工房で、初めて自分のライアーを入手してゲルトナーの娘さんと音楽家のヘルビクさんにほんの少しだけライアーの初歩のレッスンをして頂いた後、ミュンヘンへと旅を続けた。

それからたった5日後に初めてのライアーの弾き語りを皆さんの前で披露するなどというのはかなり無謀でむちゃくちゃなことではあった。人前での演奏はどんな楽器でも暗譜と決めているし、結構長く難解な英語の歌詞も覚えるのはたやすくはない。しかも途中はノイシュバインシュタイン城などをのんびりと観光するという行程の中だったが、できるのだろうかという心配もストレスもなく弾いていたのは、「初めての楽器への新鮮なおどろき」の方にわくわくしていたからだろう。

ミュンヘンのワークショップの場で弾いた時には、ワイは涙をたくさん流しながら何度も有難うと伝えてくれた。そしてそれを録音して欲しいと言われたことがきっかけで、その後ニュージーランドへ行った時の思い出を作曲したものと一緒にその曲も収録したのがCD「The Memory of Aotearoa」だ。

その数日後には、いよいよスザンネ・ハインツ先生のレッスンが始まったが、できたてほやほやのその曲に先生も耳を傾けてくださって「マカナの歌声はライアーに合っていますよ。」と言って頂けたことは嬉しかった。

それから8年後の昨年、ニュージーランドでワイの70歳の誕生パーティが行われた時には、久しぶりに「Tall Poppies」を聴いてもらえた。

ちなみにこのポピーはイギリスの友人ジュディスの70歳の誕生パーティに行った時に訪れた植物園でのものだ。日本ほど寿命が長くないという海外では70歳の誕生日はとても大切なのだそうだ。

Tall Poppies」の詩はいのちの循環をうたったものだ。

今、家の周りでいつしか種がこぼれて花をつけた小さなかわいいポピーがそちこちで風に揺れている。



# by makanaluon | 2012-05-14 11:48 | 海外&ライアー | Trackback | Comments(0)

音楽ワーク(御殿場)


青葉、若葉のさわやかな緑のグラデーションを楽しみながら御殿場に向かいました。御殿場コロニーの庭では満開の八重桜の背景に富士山がくっきり姿を見せていました。


今は亡きhongyoさんの作った時計は、今もなおしっかりと時を刻み続けています。hongyoさんは部屋の窓から私を見つけると「ちゃん付け」で呼びかけてくれながら、いつも「元気~?」と聞いてくれたものでした。ワークを始めてから18年の間に天国へ召された人たちがいます。いつも自然体で、ふわっと柔らかく手を繋いだshigemiちゃん、初めの頃ワークを支えてくれたyoshikoさん、深く渋い太鼓の音を響かせたtecchan、バリトンの声ですてきに歌ってくれたhiroshi君。たくさんの温かい思い出をありがとう。


チャペルの前では織物班の製作した布が吹き流しのように五月の風にそよいでいます。綺麗ですねぇ~♪

(今月のワーク)
体育館に入って行くと、もうakkoちゃんが歌いながら踊っていました。車椅子の人たちが入って来ると、自然に皆が押し始めます。kyohei君もharumiちゃんもyukikoちゃんもakkoちゃんも車椅子を押しながら歩きます。仲間同士で助け合って行く光景は心地よいものです。

あちこちで笑顔が弾けながら、なぜかいつもより円の動きが熱いうねりを見せていました。今まで輪の中に入れなかった人たちも一緒にぐるぐる周っています。mocchanが笑みを浮かべながら、takayoshi君もタンバリンを鳴らしながら、、、yayoiちゃんも、puuさんも、、、大きな大きな渦ができました。

大好きなmori君と一緒に参加できたhinaちゃんは何度も頬を摺り寄せたり、たってのお願いで連弾もできて本当に嬉しそう。次々と積極的に順番待ちに並んでの皆のピアノ演奏がとても個性豊かですてきだったので、参加してくれた先生たちは驚いていましたよ。

初参加のsasaki先生がジブリやゆずの曲など、綺麗なフルートを聴かせてくださいました。「アメージング・グレース」をライアーと合わせてみました。

「来なくなったら淋しいからね。又来るでしょ?」とshigeちゃん。皆から口々に「次はいつ?」と聞かれました。もちろん又行くのでそれまで待っていてね~。




# by makanaluon | 2012-05-08 05:08 | ワークショップ | Trackback | Comments(2)

音のえにし



春のライアーコンサート~春風にのせて~」にはたくさんの方たちがいらしてくださいました。懐かしいご縁が再び繋がれ、新しい出会いが育まれていく予感の中でライアーを奏でていくしあわせな時間でした。頂いた綺麗なお花たちを眺めながら余韻に浸っています。

オリジナル曲の「桜」(CD「銀河の岸」に収録)を演奏する時に、ふと竹浪明さんに俳句を詠んで頂きたくなってしまい、その場での突然のお願いにも拘わらず快く応えてくださって、桜の句他「花の縁 音のえにしに 人集う」などと即興的に詠んでくださいました。写真は竹浪さんのブログのコチラ。こんな風なひとときが生まれてわくわく弾んでいけるのがライブの醍醐味です。

以前にコンサートをさせて頂いた長野県の高山村からも、はるばるこの日のためにいらしてくださった方もいます。折しも、竹浪明さんと奥様の松岡芽ぶきさんが高山村にいらしたばかりということで、芽ぶきさんがブログのコチラに書いていらっしゃいます。芽ぶきさんは次のCD「しあわせの岸」のジャケットの美しいデザイン画を描いてくださっています。まもなくそのCDも完成致します。

数々の温かいご感想も寄せられましたが、「自然の情景を感じることができた、、、風に吹かれて、、、妖精が舞い、、鳥の声、、宇宙の音色、、、」などなどと様々にライアーの色合いを感じて頂けたようで嬉しかったです。

それから、コンサートには時々着物を着ていらしてくださる方たちがいて、場をぐっと引き締め引き立ててくださるのですが、今回は三人の方たちが着物姿でいらしてくださいました。ライアーに着物って不釣り合いなようでいて、、、そんなことないんですよねぇ。とてもすてきです♪

皆様のお蔭で、春の一日が笑顔と共にいっぱいに膨らみました。足を運んでくださった方々、お世話になった成城クラブの方々、CDをご購入くださった方々、本当に有難うございました。

5月12日(土)1時半から (自由学園明日館 講堂)でライアー響会の交流のつどいがあります。様々な形と音色を持ったライアーが一堂に揃います。無料でどなたにも聴いて頂けますので、もしよかったらいらしてください。私はNaluと共に二曲演奏致します。

今年も又、我が家の三階の屋根裏に椋鳥が巣作りをしています。毎年この時期は、ライアーと見えないひな鳥たちの歌声のコラボを楽しみます。こうして春が進んで行き、又次の季節が巡ります。元気に大空にはばたけますように!

Tags:# # # 



# by makanaluon | 2012-04-30 07:38 | 演奏 | Trackback | Comments(2)

薄紫色の世界






薄紫色の世界で薄紫色の夢に浸る。

薄紫色のアメジストのブレスレットがどうしてもみつからない。いつも置いてある場所は決まっている。一週間程、幾ら探しても、何度見てもそこにはなかったが、、、そしてある日、そこに、、、いつもの所にあった。

以前に、薄紫色のアメジストのストーンでも同じ経験をしたことがある。ある日突然そこから見えなくなって、、、しばらくしたら、そこにあった。

薄紫色のアメジストは時空のすきまから入り込んで向こう側の世界をしばし旅することがあるのだろう。
再びこちら側に戻った時には、薄紫色を放つ光が仄かに色合いを増しているようだから、、。



# by makanaluon | 2012-04-27 06:48 | 日々のつれづれ | Trackback | Comments(2)

春の光の中で


kyonちゃんが描いてくれたペンペン草の絵が春の光に揺れています。 以前に「音の雫」の絵を描いてくれたのもkyon。あっ、題名は私が勝手に付けたんですけど。kyonはスマホの袋も編んでくれました。あっ、kyonは単にポーチを編んでくれただけで、私がスマホ用に使っているだけですけど。


天使も「春だよ~」って。

昔は野原にどこにでも見かけたぺんぺん草も最近はあまり見なくなりました。この絵のハート部分をすーーっと糸のように引いてからペンペンって鳴らしたものでした。

ん?天使がもう一つお知らせしていますよ。「まかなの春のライアーコンサートが4月28日(土)14時から(銀座)ありますよ~♪」って。コチラ



# by makanaluon | 2012-04-21 07:32 | 演奏 | Trackback | Comments(2)

音楽ワーク(個人)


ママと一緒に音楽ワークを受けに来てくれる小学生たちがいます。Seikuu君はピアノを楽しく弾きながら、コード(和音)の仕組みもばっちり学んじゃいました。千葉の kuuちゃんの小学校関係でコンサートをさせて頂いた時にkuuちゃんがママと一緒に編んでくれたのが天使の周りのリースでコチラ

そしてこんな春色の花束を持って来てくれたのはneoちゃんとママ。ライアーで春風を表現してみたり、大きなハープも抱えてみたりディジュリドゥも吹いてみたりしましたよ。「やったー、グロッケンやりたかったんだ!」と言ったのは、学校でジャンケンに負けてリコーダーになってしまったからだそう。ママ、Nalu、neoちゃん、それぞれ好きな楽器でペンタトニック(五音)の即興演奏をできたのは楽しかったわね。


持って来てくれた花束のような色合いでneoちゃんが綺麗なビーズのネックレスやブレスレットを作ってくれました。まるで春の野原にいるような天使はmikiちゃん作。以前に登場した時のはコチラ



# by makanaluon | 2012-04-15 06:32 | ワークショップ | Trackback | Comments(4)

音楽ワークショップ(御殿場)


初めて御殿場コロニーへ向かったのはちょうど18年前の今頃でした。小田急線ロマンスカーに乗って、その線路沿いの桜が見事に満開でした。今回高速道路沿いは所々ピンクでしたが、コロニーの庭ではまだまだです。

コロニーにはたくさんの素晴らしいアーティストたちがいますが、この作品は誰が描いたのかわかりません。

(今月のワーク)
 二日間とも皆の明るい笑顔がいっぱいに弾けました。hiromitsu君の指揮のもとに、皆で春の歌をたくさん歌いました。私の弾くピアノの横で、hinaちゃんがタイミングよく鍵盤を叩いて楽しい春のリズムが生まれていきます。咳をするといつもすぐに背中をさすってくれるhinaちゃんに、じーんと胸が温まります。

yokoちゃんが入って来るなり、珍しく「タンバリンね」と手にすると、takayoshi君も、mitsukoさんも、、、次々皆がタンバリンを自分から求めて鳴らし始めました。そうねぇ、タンバリンって何となく春を感じさせるかも、、。

yukikoちゃんがパワフルにピアノ演奏を始めたと思ったら、遠くにいるhiromitsu君を呼んだのは一緒に弾きたかったのね。彼は少しとまどいつつも優しいはにかみを見せながら応えました。

fukashiさんの弾くピアノは、ますます流れが美しくなってきましたが、ギターを抱える姿もぐっとサマになってきました。

「上達」「訓練」「間違い」「失敗」、、などから離れて、ただそこに一緒にいることから生まれてくる時間を緩やかに楽しむことで展開してきた19年目の春が巡って、また次の季節への新しい歩みが始まります。



# by makanaluon | 2012-04-10 09:15 | ワークショップ | Trackback | Comments(2)
< 前のページ 次のページ >

ライアー奏者のつれづれ
by makanaluon

プロフィール&リンク

東京都在住
ライアー奏者・作曲家
スピリチュアルカウンセラー

写真:Nalu

演奏ご依頼、CD「銀河の岸」のお申込みは下記アドレスへどうぞ
makanaluon@gmail.com

CD「銀河の岸」

YouTube「花の揺り籠」

竹浪明のHP
竹浪明のBlog
松岡芽ぶきのBlog
milikaのBlog
アルパ奏者 芝崎早智子
オーストラリア留学

最新のトラックバック

"Keep our Ho..
from La Dolce Vita ..
新しいCD『銀河の岸』完..
from La Dolce Vita ..

検索

ファン

XML | ATOM

skin by excite